県民の皆様へ

岐阜県糖尿病対策推進協議会

岐阜県糖尿病対策推進協議会

岐阜県糖尿病性腎症重症化予防プログラムについて

  2017年12月2日、岐阜県では、岐阜県糖尿病対策推進協議会・岐阜県医師会と協働で岐阜県糖尿病性腎症重症化予防プログラムを作成・公表致しました。2018年より各市町村毎に、プログラムに沿った糖尿病性腎症重症化予防事業が実施されております。同時にプログラムの要点・流れをまとめたフローチャートも作成、公開しておりますが、プログラム運用をさらに推進するために、糖尿病性腎症重症化予防事業の概要・保険者とかかりつけ医の対応などをより具体的に解説した動画を作成致しました。ご参照・ご活用ください。 また、日本腎臓病学会及び日本糖尿病学会により、「かかりつけ医から腎臓専門医・糖尿病専門医、専門医療機関への紹介基準」が作成されました。こちらもご参考ください。
本事業をより推進するために、トピックスや行政と連携した各地域の取組報告をご紹介させていただく「岐阜県糖尿病性腎症重症化予防プログラム News Letter」を発刊しました。 3ヶ月毎の掲載を予定しております。ダウンロードをしてご活用ください。
糖尿病性腎症重症化予防事業の理解を深め、プログラム運用の流れを具体的に示すための資料として、「岐阜県糖尿病性腎症重症化予防プログラム動画」を作成いたしました。 (2021年 7月作成)

糖尿病性腎症重症化予防プログラム 動画

「~イントロダクション~」編

本動画では、現在、運用を推進している「岐阜県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」の概要、全体の流れを紹介します。

(1)糖尿病の医療機関未受診者及び治療中断者への対応:

「①~未治療者(中断者)への受診勧奨・保健指導~」編
市町村などの保険者は、特定健康診査やレセプトの結果から、糖尿病治療が必要にもかかわらず未治療、又は治療を中断している方を拾い上げ、対象者に対して、保健指導を行い、医療機関への受診勧奨を行うなどの介入を開始します。ここでは保健指導や受診勧奨を実施する流れを紹介します。

(2)糖尿病で通院中の者のうち、糖尿病性腎症重症化リスクの高い者に対して保健指導等を行う

●特定健診の結果より保険者が抽出するパターン: 「②-1~治療中の保健指導【保険者から開始】~」編
糖尿病の治療中であるものの、重症化リスクが高い方に対して市町村の保健師等が保健指導を行います。特定健診の結果から保険者が対象者を抽出し、かかりつけ医に連絡をし、糖尿病患者が保健指導を受けるまでの流れを紹介します。
       
●かかりつけ医が保健指導の必要な患者を抽出するパターン: 「②-2~治療中の保健指導【かかりつけ医から開始】~」編
かかりつけ医が保健指導の必要な患者を抽出し、患者さんの同意を得て保険者に保健指導を依頼し、指導を受けてもらうまでの流れを紹介します。
 尚、岐阜県糖尿病対策推進協議会では、HbA1cが6.5%前後の患者さんが紹介された場合、予備群対策として75gブドウ糖負荷試験の実施を推奨していますので、こちらについてもHPでご確認ください。 ※糖尿病予備群対策における75gOGTTの推奨

トレーランGの少量分割販売 単価値上げのお知らせ(H30.2.8)

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則が改正され、平成30年1月31日からの施行に伴い、トレーランGの少量分割販売の単価が若干値上げされます。 ご理解いただきますようお願いいたします。トレーランGの少量分割販売(1本~)につきましては、中北薬品(株)で取り扱いを行っておりますので、中北薬品(株)の各支店へ直接ご注文ください。

中北薬品(株)支店の連絡先と管轄市郡

岐阜支店/TEL 058-274-8511
岐阜市、各務原市、羽島郡、羽島市、瑞穂市、本巣市、本巣郡、山県市、関市、美濃市、郡上市、美濃加茂市
大垣支店/TEL 058-268-8431
大垣市、海津市、養老郡、不破郡、安八郡、揖斐郡
土岐支店/TEL 0572-55-7152
加茂郡、可児市、可児郡、多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市
高山支店/TEL 0577-33-5133
高山市、大野郡、下呂市、飛騨市

尿中アルブミン定量啓発ポスターを作成いたしました。

糖尿病連携手帳普及啓発ポスターを作成いたしました。

ダウンロードをしてご活用ください。(PDF) 連携手帳の入手方法はこちら(PDF)でご確認ください。

糖尿病予備群対策における75gOGTTの推奨

●2013年4月1日から、国際標準化に伴い、HbA1cの表記は、NGSP値に統一されました。新しいHbA1c(NGSP)値が6.5%以上の場合は、糖尿病が強く疑われます。 また、これまでのHbA1c(JDS)値と比べて、(NGSP)値はおよそ0.4%高くなりますので、値の解釈にご留意ください。 ●糖尿病の管理目標値としてのHbA1c(NGSP)値は、従来の優・良・不十分・不良という評価から、患者さん一人ひとりの病態や状況に合わせ、目標値を、6%未満・7%未満・8%未満の三つに設定することとなりました。 ●岐阜県版の予備群対策マニュアルも改訂いたしました。日本糖尿病対策推進会議編集の下記各種パンフレットとあわせ、ご活用ください。

糖尿病治療のエッセンス 2022年版

糖尿病 診断と管理の指標に関するリーフレット

ご来院の方へのリーフレット

初めて糖尿病治療を受けられた方へのリーフレット

検診受診者の方へのリーフレット

岐阜県糖尿病対策推進協議会とは?

岐阜県医師会、日本糖尿病学会岐阜県支部、日本糖尿病協会岐阜県支部、岐阜県、岐阜市、その他関係機関が連携して、岐阜県の糖尿病対策を推進し、特に、発症予防と治療の質の向上を図ることにより県民の健康増進に寄与するために設置されました。

21世紀の日本の糖尿病を減らそう!

糖尿病の患者数は、糖尿病の可能性を否定できない人を含めてこの5年間に250万人も増加し、1620万人といわれています。糖尿病は今や国民病と称しても過言ではない状況にありますが、自覚症状がないゆえに受診をしない、あるいは治療を中断する人が大勢います。国民の健康づくりのためには、生活習慣病、とくに糖尿病対策について、積極的に取り組む必要があるとの認識から、日本医師会、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会の三者は、平成17年2月に「糖尿病対策推進会議」を設立し、糖尿病対策のより一層の推進を図ることといたしました。糖尿病は、発症予防、早期発見・治療、合併症の予防が重要です。糖尿病についての正しい医学的知識を身につけてください。

糖尿病が増え続けています!

日本の糖尿病患者数(厚生労働省)
1997年 2002年 2007年 2012年 2016年
糖尿病が強く疑われる人 690万人 740万人 890万人 950万人 1,000万人
糖尿病の可能性を 否定できない人 680万人 880万人 1,320万人 1,100万人 1,000万人
合計 1,370万人 1,620万人 2,210万人 2,050万人 2,000万人
国民健康・栄養調査より
平成28年(2016年)国民健康・実態調査の結果、「糖尿病が強く疑われる者」は約1,000万人と推計され、平成9年以降増加している。これは、糖尿病患者さんの寿命が延びたこと、および新規の高齢患者さんが増えたためと考えられる。また、「糖尿病の可能性を否定できない者」も枠1,000万人と推測され、平成9年以降増加していたが、平成19年以上減少している。これは特定健診の効果と考えられている。

糖尿病が増えた結果

  • ・網膜症による中途失明が年間3,500人以上
  • ・腎症による新規血液透析が年間13,000人以上
  • ・足壊疽による切断は年間3,000人以上
  • ・心筋梗塞や脳梗塞の発症も増加

糖尿病になりやすい人に検査を勧めましょう

  • ・境界型といわれたことがある人
  • ・運動不足
  • ・肥満(BMI 25 以上)
  • ・高血圧(140/90mmHg 以上)
  • ・40歳以上
  • ・妊娠時糖尿病・巨大児出産の経験者
  • ・血縁に糖尿病のいる人

糖尿病発症予防のために

  • ・腹八分目に食べて … 脂肪を控え、多様な食品を組み合わせてバランスよく
  • ・もっと歩いて ……… 1日20分以上歩きましょう。男性9,200歩、女性8,300歩を目標に
  • ・肥満を減らそう …… 適正体重を維持しましょう

糖尿病合併症を進行させない為に血糖・血圧・コレステロールの改善と禁煙をする

  • ・血  糖 ……………… HbA 1Cは6.5%未満
  • ・血  圧 ……………… 130/80mmHg未満
  • ・総コレステロール …… 200mg/dl未満
  • ・LDL-コレステロール … 120mg/dl未満

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